カギの中でも特に防犯性の高いカギとして「CP認定錠」というものがあります。
これは警察から防犯性の高い建物部品として認められた鍵のことをいいます。
CPマークというマークがついているものがこの「CP認定錠」です。
警察と民間企業の合同会議によって防犯性が高いと認められています。ピッキング性能はもちろん、サムターン回し対策やこじ破りなどの不正解錠の厳しい試験にクリアしたものだけがこのマークをつけることができます。CP認定されるためには侵入に5分以上を要するのが条件となっています。
CPマークがついているのは鍵だけではありません。ドアやサッシ、シャッターやガラスなどについていることもあります。
CPマークとは「Crime Prevention」(防犯)の頭文字をとって付けられた名前です。
型式認定された錠前は財団法人全国防犯協会連合会が交付する青いマークをつけることができます。この認定の有効期限は型式認定された日から3年間が期限となっています。
交換用のシリンダーには赤色のマークが同封されます。シリンダーを交換した後に作業員がこのマークを彫込錠の場合にはケースのフロント部に、面付錠だったら錠ケースの側面やデッドボルトの上などの見やすい位置に貼ってくれます。
CP認定錠は美和ロックやKABA社などが製造している鍵に付いていることが多いです。
有名なところでいったらKABAのカバスターネオなどのシリーズでしょうか。
ピッキングに強いのはもちろん、サムターン回しの対策もしていてこじ破りにも時間がかかる丈夫な鍵なのでこれひとつつけるだけでもかなり防犯性が高くなります。
現在ついている鍵にプラスして補助錠として取付けるのがおすすめです。